支倉常長日西文化協会について

　日頃より日本・スペイン文化交流につきまして、皆様にはご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

　日本とスペインの交流の懸け橋となった「支倉常長」が米沢市に生まれ７歳まで過ごしたというご縁から2017年４月５日、協会を設立いたしました。賛助会員を募り、地域歴史の宝として守り次世代に繋いでいくものです。またスペインで著名な「支倉常長」の功績を讃え、偉業を顕彰し国内外に名前を周知していくことで、日西交流を一層促進し、両国文化の振興及び東日本大震災以降の東北の復興に寄与することを目的とします。

　当協会では2018年６月に「日本・スペイン外交関係樹立150周年記念 訪西文化使節団によるスペインツアー」を60余名の参加者により、公的事業を7件実施し交流を図ってまいりました。

　2019年、前年度スペインで交流を図ったハポンさん（サムライの子孫）22名の皆様が来日、２週間滞在の中、米沢にもお越しいただき「来日歓迎セレモニー」「ウェルカムハポン夏祭り」などにより、米沢市民と交流していただきました。

　今後も、日西の文化及び産業に関する交流を図り、支倉常長に関する情報を関係自治体とも連携して発信していきます。

　是非、趣旨にご賛同いただき、置賜の宝を地方創生に活用する事業として、ご一緒に取り組んでまいりましょう。

理事長 九 里 廣 志